特長
Feature
- パッシブインフラレッド方式
- 人体・車輌から放出される遠赤外線(熱線)をキャッチするパッシブインフラレッド方式のセンサーです。
- ワンボディタイプの方向検知送信機
- 従来からある方向検知のシステムとは異なり、2つの検知ゾーンを持っているので1台で方向検知が可能です。(スイッチにより検知方向の切替ができます。)
なお、明るさを判別する機能が内蔵されていますので、夜間のみ動作させることも可能です。 - 歩行者や低速車輌の検知が可能
- 歩行者や低速車輌の検知が可能(目安:0.2km/h ~ 30km/h)ですので、下記のような用途にご利用頂けます。
- 出入口での入退室管理用
- 駐車場・各種施設のゲート管理用
- 建設現場などでの保安・安全用
- 立ち入り禁止地区などの報知用
- 防雨構造
- 屋内だけでなく屋外・半屋外にも設置できます。しかも壁面、ポールなどに取付け可能ですので設置場所を選びません。
- 電波の到達距離と中継機能
- 送信機から受信機までの距離が100mまで使用できます。また、オプションの中継機を使用すれば電波を中継し、無限に延長することが可能です。
- 検知可能速度
- 本商品はその原理上、検知可能な速度が限定されます。速度の速い移動体あるいは遅い移動体は、センサーが判別できず検知しなかったり誤って検知したりすることがあります。
右図のように、検知エリア内のどの地点を移動体が通過するかによって、検知可能速度が異なります。
検知最小速度より速度の遅い移動体、または検知最大速度より速度の速い移動体は正確に検知しないことがあります。
通過地点 検知最小速度 検知最大速度 0.5m先 0.05m/s
(0.18km/h)1m/s
(3.6km/h)3m先 0.2m/s
(0.75km/h)4m/s
(15km/h)6m先 0.4m/s
(1.5km/h)8m/s
(30km/h)※上記数値はあくまで目安であり、環境によって検知可能速度は左右されます。
※検知可能距離内で、通過距離が変動する場合、検知可能な速度は上記より0.4m/s~1m/sとなります。
外形寸法図
Dimension
仕様
Specification
品名 | 屋外用方向判別式パッシブセンサー送信機 | |
---|---|---|
品番 | EXM-60T | TX-129A |
検知方式 | パッシブインフラレッド方式 | |
検知エリア | 検知エリア A(1対) 検知エリア B(1対) 検知距離:0.5m ~ 6m 移動体の通過方向を選択検知(A→BまたはA←B) |
|
エリア調整範囲 | 左右:±90° 上下:0~6°(下方のみ:4段階) | |
電源電圧 | DC10.5~30V(極性なし) | AC100V±10V(50/60Hz) |
消費電力(電流) | 50mA以下 | 2W以下 |
動作 | ●送信信号 ・検知信号:方向検知時/ワンショット送信[警報信号+復旧信号] ( 動作モードによる検知制御機能あり) ・定期送信信号:約5時間間隔/ワンショット送信 ●表示灯/赤色LED ・検知表示: 方向検知時/約5秒のワンショット点灯 |
|
動作モード [昼夜判別機能] |
設定照度以下の場合に検知送信 約10lx(夜間)~∞lx(昼夜)[ボリュームにて] |
|
検知方向切換 | A→B/B→Aの切換[スイッチにて] | |
使用周波数帯 | 426MHz(小電力セキュリティシステムの無線設備) | |
出力 | 10mW以下 | |
空中線 | 内蔵型 | |
電波到達距離 | 約100m(見通し距離) | |
使用可能周囲温度 | -10℃~+50℃(結露、氷結なきこと) | |
設置場所 | 屋外・屋内(壁面、ポール:φ42~φ49) | |
配線接続 | 端子式 | |
質量 | 約360g(取付板 約110g含む) | 約330g(取付板 約110g含む) |
外観 | 本体:AES樹脂 カバー:PE樹脂 取付板:SUS430 | |
付属品 | ポールアタッチメント:1式、取付用タッピングネジ:2本、外光フィルター :1枚 登録No.ステッカー:1枚、防虫スポンジ:1個 電源用プラグ付コード:1本(約75cm)[TX-129Aのみ] 付属説明書、取扱説明書 |
Case Study
応用事例
赤外線センサーはどんな場面で使われているのか?事例をご紹介します
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